「サステナブル」ってなに?意味をわかりやすく解説します。

FOOD

最近、お店や雑誌で「サステナブル」ってよく聞くけど、なんだろう?

う〜ん。なんとな〜くわかるけど、ちゃんと説明できないなぁ。

サステナブルとは

[ 英語の形容詞 ]
Sustainable = sustain(持続する)+able(〜できる)

「持続可能な」「ずっと続けていける」「持ちこたえられる」という意味がある言葉です。

世界が目指す「サステナブルな社会」とは?

現在、世界全体が一丸となって目標を掲げて取り組んでいるのが、「サステナブル社会」の実現です。それは、「持続可能な社会」。

私たちの子供、孫、ひ孫・・・未来の世代までこの美しい地球で平和に生活し続けられる社会の仕組みを作っていきましょう“という意味です。

例えば、地球の環境を守りながら、限りある資源を必要以上に使いすぎないこと。

最近お店でレジ袋の有料化が進んでるよね。
マイバッグを持つこともサステナブルな社会のために、私ができることね。

そうなんです!素敵ですね!
実は、それだけではなく、他にも様々な意味が含まれているんです。ここからは、国連の定めた目標をもとに説明していきますね。

みかさく
みかさく

国連が定めた「持続可能な開発目標SDGs」に向けて今、世界は動いている。

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、Sustainable Development Goals
「持続可能な開発目標」のことです。SDGsは、2015年9月の国連サミットで193ヵ国の首脳の参加のもとで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に掲げられた目標です。

地球環境保護の観点だけでなく、社会(経済格差・社会格差)や人類(人権、教育、ジェンダー)、途上国の諸問題の問題解決「持続可能な発展」を意味する言葉として世界で認知され、サステナビリティ=「人間・社会・地球環境の持続可能な発展」と理解されるようになりました。
SDGsでは、環境問題だけでなく、貧困や食料問題、経済成長やパートナーシップまで幅広いさまざまな課題が網羅されています。豊かさを追求しながらも地球環境を守り、「誰一人取り残さない」ことを強調し、2016年から2030年までの15年間に達成することを目標としています。

持続可能な社会の実現のための5つのP

国連開発計画(UNDP)

持続可能な社会の実現のために、国連は5つのP(分野)として課題を分類しました。

『 5つのP(分野)』
・People(人類)
・Planet(地球)
・Prosperity(豊かさ)
・Peace(平和)
・Partnership(パートナーシップ)

へぇ〜こんなに色々あるんだね!

みかさく
みかさく

本当ですね!これらは一見バラバラに見えるような分野でも、よく見ると深いところでつながっていることが見えてきますよ。

例えば、環境破壊と飢餓は異なるようですが、実は「人口増加」という背景が大きく関わっているんですね。
このサイトでは、見えないものを読み解く力を一緒に養っていきたいと考えています。

地球環境問題

気候変動に具体的な対策を

国連開発計画(UNDP)

「気候変動とその影響への対策を取ろう」というものですね。

みかさく
みかさく

博識ある方に教えていただいて、自分なりにも事実関係を調べたのですが、
気候変動=私達が原因で地球温暖化が起こっているというよりも、ここ最近の太陽活動の異変が地球に影響を及ぼし、それが原因で地球の気候変動が起こっているという事のほうが真相のようです。

みかさく
みかさく

説明すると長くなるのでまた別記事にまとめますが、気候変動は私たちの免疫に大きな影響を及ぼします。
そのため、私たちが今日から意識できることは、「免疫を上げて大切な身体を守ること」です。

海の豊かさを守ろう

国連開発計画(UNDP)

陸の豊かさを守ろう

国連開発計画(UNDP)

「耕作地の損失は歴史上のペースと比べて30倍から35倍で進んでいます」…!?

ホント、このままいくとどうなってしまうんだろう。
土地の劣化が激しいって書いてあるけど、今ほとんどの農家で農薬を使っているもんね。それもきっと関係あるのかな。

みかさく
みかさく


その土地は私たち消費者が無農薬の野菜を選ぶことも、

みかさく
みかさく

世界の土壌の3分の1が何らかの劣化に直面しています。ちなみに、土地の劣化の割合を示したデータでは、
日本は35%の土地の劣化が進んでいて、173ヵ国中 38位です。(ぐすん。)

「エコ」「エシカル」「オーガニック」との違いは?

「エシカル」は「倫理的な配慮」

「エシカル」を直訳すると「倫理的」になります。消費者庁の言葉をお借りしてもう少しわかりやすく言うと、「より良い社会のために、人や社会、環境に向けた配慮」です。「エシカル」が大前提にあってこそ、「サステナブルな社会」が実現します。

現在、世界のテクノロジーや社会は目まぐるしい成長を遂げています。しかしその一方で、「利便性」や「効率」「利益」ばかりを高める動きが、地球規模で深刻な問題を引き起こしています。そんな問題が山積のなか、「このままじゃまずい!」と“人々の良心”が動きました。

例えば、「ゴミはゴミ箱に捨てる」だけでも、立派なエシカル。

「満員電車で妊婦さんに席を譲る」ことも立派なエシカル。

「嘘をつかない」ことも、立派なエシカル。

普段からやっていることが多いね!

社会のマナーや常識と言われることは、法律には触れないけれど「本来なら当たり前だよね。」と守られている方が多いですよね。そう考えると、私たちの倫理観に根付いているものと言えますね。

みかさく
みかさく

では、「エシカル消費」となると、どんなイメージをしますか?

語尾に消費がついて「エシカル消費」となると、「あらゆるものに配慮した消費」という意味合いになります。

エシカル消費リーフレット「エシカル消費ってなぁに?」[PDF:2.7MB](A4版)(2018年3月

例えば、「量り売りのお店で調味料を使う分だけ買う」「地元の食材を買う」「認証ラベルのある製品を選ぶ」ことも「エシカル消費」なんですね。

「エコ」は「生物・環境」に配慮しつつ経済発展を目指すこと。

「エコ」とは生態学・自然環境を意味する「エコロジー(ecology)」という英語の略称です。生物と地球はどんな相互関係にあるのか、人間の生産活動や生活が地球環境にどのような影響を及ぼすのかということを研究する学問から始まりました。近年では、「エコノミー(economy):経済」の「エコ」の意味も含まれることがあるようです。

つまり、エコは環境と生き物に配慮しながら、経済的な発展も目指すという意味です。

「エコ」と「エシカル」の違いは?

それに対して、エシカルはもっと大きな視点で配慮します。環境や生き物だけでなく、人間や社会のつながり全てへの配慮です。つまり、エコは特に環境と生き物を重視する意味合いが強いです。

参考文献

環境・資源制約要因としての世界の土壌および水 … – 農林水産省

コメント

タイトルとURLをコピーしました